除細動器AED
Automated External Defibrillator

2004年7月1日より一般市民でも使えるようになりました

娘 沙織が倒れたとき AEDを使えるのは医師だけでした 
一般市民はもちろん看護師も救急隊員も使えませんでした
それが 2004年7月から救命のためなら 一般市民が使えるようになりました
つまり 突然 倒れてしまったときに 救急車がつくまでの数分間 そばにいる人が
命をつなげることができるようになったのです

除細動器もどんどん新型が登場してます

フクダ電子のハートハートスタートHS1 M5066A

日本光電の二相性タイプ

現在の設置場所

学校はもちろん 少しずつですが確実に設置が広まってます 


・フィットネスクラブ  ・一般企業
・ホテル、温泉旅館 ・自治体
・空港 ・賃貸オフィスビル ・学校 ・商業施設
・工場 ・老健施設
・温浴施設 ・クリニック、病院
・ゴルフ場 ・マンション など

NPO AED普及協会のHPにAED設置場所情報が記載されてます


 
日本における病院外での心停止の発生件数は、年間2万〜3万件と推測されます 。
この数字は、交通事故による死者数の3〜4倍にのぼります。

ぜひ AED講習会を繰り返し受講し 愛する人を守ってください
そばにいる人をまもることができるということは 自分の命も守られてるということです

AEDは絶対ではありませんが そばにいる人の意識によって
命をつなぐことのできる優秀な器械になります
そこに不可欠なものは 「命の教育」 BLS教育です
年に一度のイベント行事ではなく 教育のカリキュラムの一部として 
ぜひ 組み込んでいってほしいと思います

娘が倒れたときの状況からみたら 3年あまりでAEDは大きく動き始めました
健康な娘がなぜ 消えてしまったのか・・・ 何故 
そのことを問い続けながらも 愛する人を救うためにさくらにできることを
さくらなりに伝えていきたいと思っています

いつか 日本中にAEDが設置され 突然倒れた人がいても そばにいるひとが
命をつなげることが普通にできるような社会になるように心から願っています

(2006.1.10)