突然死

娘 沙織は2002年9月6日 

小雨ふる日、体育祭が開催され とにかくやってしまいたい学校は準備運動をカットし 

学年リレーを最初に繰り上げ 一年から走らせました 沙織はリレーに選抜され 参加

80mを走り 次の走者にバトンを渡したあと トラック内にふらふらと入って

倒れこみました 駆けつけた先生が「大丈夫か?」と声をかけると

体を起こしそうになり何かをいいかけて再び倒れたそうです

そのあと 学校側は人工呼吸 心臓マッサージをし 救急車を呼びました

救急車が到着したのは 倒れてからすでに15分以上たっていて

すでに 心肺停止 脈なし 瞳孔散大 だったそうです

その救急車には除細動器はなく 救急車の中では人工呼吸と心臓マッサージが

行われ 病院に搬送 医師の手に渡るまでに かなりの時間が経っていました

症状は「心室細動」です

沙織は健康でした スポーツの好きな活発な子供でした

沙織がいなくなって わからないことだらけ 無知な母親はそれから本を読み始めました

そして 除細動器AEDの存在をしりました

心臓の心室が突然 震えだし ポンプ機能が失われる「心室細動」

除細動器は この震えを電気ショックで取り除き 心臓の機能を正常化させる医療機器です

ここに記載されていることは 医療関係者でもなく まして 救急医療についても

素人のさくらが個人的に調べて とにかく 一人でも多くの人に

除細動器のことを知ってもらいたくて やっと 書くことができました

本当に ただ 知ってもらいたいのです これがあったら 沙織は今も

生きていただろうといわれました 

 悲しみは深く せつなく 今もなかなかあきらめられないのですが 

アメリカでは多くの人が助かっている事実を知り

日本でも一日でも早く 大切な命がつながることを祈っています

 



除細動器AEDを一人でも多くの方にしってもらいたいと

バナーを作りました 

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リンク先はここAEDのページにお願いします

http://sakuraroom.chu.jp/aedFrameset-2.htm