心臓突然死は救える

三田村秀雄
慶応義塾大学医学部教授(心臓病先進治療学)

身近に除細動器の用意を 3分以内なら4人中3人が助かる

心臓突然死とは何か?

誰に起こるのか?防げるのか?

突然 隣の人が倒れたらどうする?

救命の鍵は素早い「除細動」

        2002年11月21日に急逝された高円宮殿下の死因は「心室細動」と発表され
         心室細動は心臓の痙攣 それを救うには「除細動器」による素早い電気ショックしかない
         
 しかし 現場に医者や救急隊員はいない           

         素人でも扱える最新式の「自動除細動器」が奇跡を起こす アメリカでは消火器の
         ように町中や家に置かれた「自動除細動器」を市民が使って救命率が急上昇中
            

    救命のグローバリゼーションから立ち遅れた日本。世界標準の救命手段を
阻む旧来の体制。国民の有事に対する危機管理はこれでよいのか?
救命への規制緩和を世に問う書
          
                                              

先日 本屋さんで見かけ手にとって見たものの沙織の死はしかたのないものだと言い聞かせ
うちに帰りました でも その日から この本のことが頭からきえず 何日かたって買いに行きました
読めば読むほど 腹がたち 悲しみが津波のように襲ってきました 
法律があの子を死に追いやったのです 法律がいったい何人の命を奪ったのでしょうか
すでに他の国では救えてる命が日本では救えない 救える機械がすでに存在してるのに使えない
そんなことがあっていいのでしょうか 今もどこかで危険な状態になっている方がいるかもしれない
スポーツが好きな人は自分の体力に自信のある人が多く 自分が倒れるとはおもっていないはずです
そういう予期せぬ 誰もが予想できないそれが突然死です
しかし その悲しい死 別れがとめられるのなら それをできるようにしなければなりません
医者や救急車を待っていても駄目です そばにいる私たちがやらなければ
それはとても簡単だそうです 先生がいわれるにはテレビをつけるくらい簡単だそうです
それで命が蘇えるんですよ 大切な人と2度と会えない寂しさや悲しさは2度と繰り返してはいけないのです
そのためには 一般市民の理解と協力が必要です みなさん 一緒に考えていきましょう