ねがい
2004年 6月24日思い切ってある人にメールを打ちました
| おたより=はじめておたよりします 福井に住む主婦です 私は一昨年娘を16歳でなくしました 心室細動による突然死でした しかし その後いろいろ調べていくにつれ停止した心臓を電気ショックで蘇生させる「除細動器」というものが世の中にあることを知りました そして 「除細動器」(AED)について厚生労働省は、緊急時には一般人でも使用できることを決め、今月中に全国の自治体や医療機関に通知するということを新聞でよみました 福井でも是非 子供たちが安全に安心してスポーツができるように学校や競技場に配置してほしいと願っています 娘はもう2度と帰ってはきませんが 2度と同じことが繰り返さないで欲しいと願っています 拙いHPですが 個人的に除細動器が普及できるようにバナーをつくって呼びかけています |
その一通のメールは知事さん宛のものでした
とても 読んでもらえるとはおもってもみませんでしたが
県のどなたかが拾い読みをして頭の片隅にでも置いてもらえればいい
私にとっては切実というか この器械があれば助かったはずの娘の命
いてもたってもいられない そんな思いでした
そして 2005年1月31日
知事さんから一通の手紙をいただきました
沙織からのメッセージを受けとり 尊い命が救えるようにしていきたい
そのようなあたたかいお手紙をいただきました
2005年2月21日
予算編成過程への県民参加の結果について(平成17年度当初予算)がでました
| 項 目 |
一人ひとりの命が輝く福祉 |
| 事業名(担当部局) |
自動体外式除細動器(AED)普及事業(福祉環境部) |
| 予算計上額 |
2,223万2千円 → 2,586万円 |
| ご意見(要旨) |
昨年7月にAEDの一般使用が解禁になり、多くの人の関心が集まるとともに、各地での活動も活発化しつつあることを実感している。子どもたちを含め大切な命を守る環境が整うために、是非この事業を積極的に進めてほしい。 |
| 知 事 か ら の
コ メ ン ト |
この事業は、心室細動等に起因する突然死を減少させるため、学校、スポーツ施設など、多数の県民が利用する県有施設にAEDを整備するものです。
今回のAED整備については、昨年7月に一般使用の解禁という国の方針が示されて以来、ご家族を心室細動等により亡くされた方の切なる希望等も受けて検討してきた結果です。 私自身も、子どもたちをはじめ県民の大切な命を守る環境づくりが重要であると考えており、この事業をより積極的に進めるため、二年計画で整備する予定だったAEDを17年度で一括して整備することとしました。 |
17年度当初予算案 主要事業
@自動体外式除細動器(AED)普及事業(福祉環境部) 県民参加 25,860
県民の心室細動等による突然死を減少させるため、県立学校や多数の県民が利用する県
有施設にAEDを整備するとともに、AEDの取扱い講習会等を行います。
整備箇所 県立学校 46か所
スポーツ・文化施設等 19か所
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知事さんはじめ県の職員さん ありがとうございました
これからがスタートです
AEDは設置されても それを使う人の意識がなければ意味がありません
このことが決まって質問されたことがあります
「たとえ AEDが設置されても娘さんは帰ってはきませんよ」
そうです 娘は2度と私のもとには戻ってはきません
この切なく悲しく胸がかきむしられるような苦しみが消えることはありません
でも これからはきっと 同じ思いをする人がいなくなる
いなくなるようにしなければ 沙織の死は無駄になってしまいます
人は死して死なない
沙織はきっと生きていたかった 17 18・・・20さい たくさんの恋をして
たくさんの出会いをし 人生をもっと歩きたかったとおもいます
その思いをAEDによって 命をつなげていけたら
姿はなくとも 沙織はきっと生きづつけてくれるとそう思っています
AEDを見かけたら
沙織や、AED&CPRがあればつながった尊い命のこと思い出してください
そして 沙織のメッセージをつなげていってください
10年後 20年後 娘の友達が結婚し その子供たちが安心してスポーツを楽しみ
心も体も健康でありますように